2017年04月13日

山の見学会参加

少し前ですが、新城の杉生さんの山の見学会に参加してきました。

久しぶりの山の見学会ですが、何回来ても学ぶ点が多いです。

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まずは杉生さんの工場から見学です。
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今ではめずらしくなった木製の建具も製作しています。
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家具も作っています。これは学校の机だそうです。なつかしい木の机です。
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バイオの乾燥機です。本当は天然乾燥が理想ですが、無理な時は自然に配慮した乾燥機を使用します。
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かっこいいきこりさん達です。
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伐採開始
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倒れる瞬間です。すごい音と木がこすれあう臭いやほこりがあります。
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みずみずしい切り株です。今まで生きていたんです。この命を大切にしなければと思う瞬間です。

 最近ハウスメーカーや流行の家を見る機会が多くなってきましたが、どれも同じような家が多いです。理由は全て印刷された建材や集成材だからなんだなと感じています。

 フローリング、壁紙、建具、枠材、外壁など全て印刷物です。キッチンの扉や家具もそうですね。構造材は集成材です。しかもホワイトウッドとかレッドウッドとかいう訳のわからない材料です。

 近くの山の木に囲まれる事って森林に入って自然を感じ、しかも親しみを覚えるやさしい感じがします。

 山の見学会は春先と秋に行っていますので、家づくりの参考に参加されたら何かを感じていただけるのではと思いました。
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2015年09月29日

山の見学会2015秋のお知らせ

愛知県新城市の杉生さんの「山の見学会」のお知らせです。

住宅や家具、建具の木材がどのように作られているかを、木のプロがご案内します。
木の加工工程の見学、製材工場では丸太が建築部材になる様子も見学できます。
また、東栄町地内で立木の伐採の様子を間近で見学できます。

最近では、木の家つくりで、製品されたものしか知らない方も多いと思います。
実際に山に入って立木の伐採現場を見る事で、物つくりの成り立ちがみえてくると思います。
また、子供達の社会見学にも多いに役立つ企画です。

秋の山のすがすがしい空気や景色を満喫しに、いらしてはいかがでしょうか。

開催日  2015年10月31日(土)午前9時半より(受付開始9時より)
集合場所 株式会社 杉生 (新城市矢部字土取10-2)
参加費 大人1000円(中学生以上)
    子供500円(小学生以下、お弁当の必要な方)
申込先 株式会社 杉生 担当中村 
    電話0536-24-1530 FAX0536-24-1531
Mail; mail@sugishou.com
    http://sugishou.com/


山に入りますので、動きやすい服装、歩きやすい靴、または長靴でお越し下さい。また天候により肌寒い時もあります。上着などのご用意ください。

山の見学会2015秋.pdf
posted by 川島勝久 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月06日

あいち木の家

昨日は、「三河材でつくる木を活かす家づくりの会」の地域型住宅グリーン化事業の採択による説明会があったので、参加してきました。

地域型住宅グリーン化事業とは元は「木の家整備事業」から「地域型住宅ブランド化事業」となり、平成27年度からこの名称になっています。

 この事業は地域材等資材供給から設計・施工に至るまでの関連事業者が連携体制を構築し、地域資源を活用して地域の気候・風土にあった良質で特徴的な「地域型住宅」の供給に取り組むことを支援し、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の供給を促進することにより、地域の中小住宅生産者等が供給する住宅に関する消費者の信頼性の向上、住宅・建築物の省エネルギー化に向けた技術力の向上を目指し、地域経済の活性化、地域の住文化の継承、木材自給率の向上による森林・林業の再生等に寄与することを目的としています。

そのため、原木供給者や製材、流通、プレカット加工、設計者、施工者等とともに構築したグループを造り、グループ毎に目的に合わせて共通ルールを定め、そのルールに基づく木造住宅・建築物の建設を行う場合にその費用の一部を予算の範囲において補助するということです。

「三河材でつくる木を活かす家づくりの会」の「あいちの木の家」の共通ルールは、

三河産の良質な材(杉、桧、サワラ、ケヤキ)を構造材から、端柄下地材、板材、造作材、建具材などに使って、地域材の質感や色艶、香り、木の調湿効果などの良さが分かる木の家らしい住まいをつくること。地域の気候風土に根ざす為に軒の深い勾配屋根で光と風に配慮した造りが基本です。
また、来るべき大地震に備えて耐震性能は最高等級の3にするなどがあります。

対象となる木造住宅は1)長期優良住宅、2)認定低炭素住宅、3)ゼロエネルギー住宅などとなっています。

補助金額はグループによってルールは違いますが、当会では1戸100万円です。但し割当があって、まだ新規グループですので、2戸分しかありません。ただ、順調に戸数が増えれば、割当も多くなるのではとも考えられます。

まじめに住まいと地域材を考え、地域の住文化継承と、森林、林業の再生に寄与し、永く安心して住める気持ちの良い木の家を造っていく、「三河材でつくる木を活かす家づくりの会」です。今後も色々とイベント等も考えて行きますので、是非、応援お願いします。
posted by 川島勝久 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月19日

あいちの木で家をつくる会総会

昨日は、あいちの木で家をつくる会の総会でした。

総会は名古屋大学のES総合館の会議室で行われました。

総会終了後、記念講演で、名古屋大学に今春新設された未来社会創造機構(NIC)の3階に多世代交流スペースをデザインされた名古屋大学工学研究科助教の太幡英亮さんの『「子育てワークプレイス」の木装化により見る地域材利用の展望』を聞きました。

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木装化された交流スペースの材料は、新城の杉生さんからで三河杉です。

多世代交流スペースとか「子育てワークプレイス」とか少し難しい横文字が続くとよくわからないんですが、ここで子供達が遊ぶそうです。

無機質なコンクリートとガラスの空間の中に、この三河杉で造られた空間ならきっと子供達も気持ち良く遊べるのではないかというのは、その場所で、五感で感じれば言葉ではなく、わかる気がします。

講演のあとは、懇親会で、おじさん達が、暑く盛り上がっていました。
ラベル:県産材 新城
posted by 川島勝久 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月04日

植林ツアーのご案内

天竜T.S.匠の会主催の植林ツアー2015のご案内

今年も、植林ツアーの時期がやってきました。苗木一本一本に心を込めて、豊かな森づくりのお手伝いをしませんか? 是非ご参加ください。

日時;4月18日(土)午前9時半から(小雨決行)

集合場所:榊原商店 浜松市天竜区横川3202-3(みちの駅いっぷく処横川の隣)

持ち物;おにぎり、飲み物、汚れても良い服や靴、軍手など

午前9時半 受付開始  午前10時 植林現場へ出発
午前10時50分 現場到着 (天竜T.S.匠の会の取組と植林について説明)
午前11時半 植林開始 12時半 お昼ご飯(猪鍋と焼き魚などを用意しています)
午後2時 希望者ごとに 1.製材所、天然乾燥倉庫見学 あるいは 2.春埜杉(樹齢1300年の大杉)見学
午後4時半頃 終了 現地解散

以前、私も参加しましたが、結構楽しいです。

 山の斜面に穴を掘って苗木を植えるのですが、日頃の運動不足解消にもなりますし、猪鍋も焼き魚も植林という労働の後に、山の中で木の切り株や石の上に腰掛けて、食べるのは野趣味あふれる格別のおいしさがあります。

小さいお子さんづれも見えて、良い思い出になると思いますし、山で植林する事の大変さやそこから伐採して製材して、乾燥させることが良く分かり、社会勉強にもなります。

ご興味がある方は是非ご参加ください。

植林ツアー2015.pdf
ラベル:猪鍋 植林 天竜
posted by 川島勝久 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

木を食らう

クリスマスケーキのバームクーヘンを食べたわけではありません。
 
 昨日は、天竜TSドライの「匠の会」の講演会&忘年会に参加するために、静岡県の天竜区水窪町へ行きました。

 年末ですので、早めに行こうということで、メンバーの左官の福田業務店さんの車に載せていただき向かいました。この福田さん実は「ビフォー・アフター」にも出演された人で、車中では収録のお話とか、こだわりの漆喰についてのお話が聞け、勉強になりました。

そして、会場の水窪町の「つぶ食いしもと」さんに到着。ここもこだわりの雑穀料理のお店です。

講演会は静岡理工科大学の志村史夫教授の「木を食う」でした。

 志村先生は長らく半導体結晶などの研究に従事されてみえたんですが、現在は古代文明、自然哲学、基礎物理学、生物機能などに興味を広げてみえ、物理学のご専門でありながら、古代の日本や世界の技術、生物の技術はすごいという本をだされたりしてみえる、旺盛な好奇心を持った方です。

 先生曰く、木は枝がこんもりと覆い茂っても倒れないし、また、頭の方だけに丸く茂っても倒れない事や、何千年も生き続けている事もでき、二酸化炭素を吸って酸素を作ったり、光合成で養分をつくったりするなど、すごい生き物であるということです。

 そんな志村先生がひょんな事から天竜T・Sドライシステム協同組合の葉がらし天然乾燥させた天竜産のスギ、ヒノキに出会い、その「おがこ」を見て、「これ、食べれる!」と直感したそうです。

 私自身は、最初は木を食うというのは、食べれない訳ではないんだが、特にどうしても食べたいと考えていなかったので、忘年会目当てで参加したんですが、先生のお話をお伺いして、少し興味が湧いてきました。そいえば、山のシカなども新芽を食べたり、人間も植物は食べるんですから、同じですかと。

 講演会のあと、お楽しみの忘年会で、シシ鍋やシカ肉ステーキをいただいていたら、出てきましたよ。「オガ粉」入りの揚げたてのドーナッツ。スギのオガ粉パウダー入りです。実は「木を食う」を実現協力されたのはこの「つぶ食いしもと」の石本さんなんです。

 このドーナッツ、一口かんでも良く分からなかったんですが少しするとスギの味がほのかにします。清涼感というのでしょうか、不思議な感じでした。くせになる味かもしれません。

 以前、住まいを五感で味わうとブログで書いた覚えがありましたが、本当に舌で味わうことができました。

最後に行き帰りを車に載せていただいた福田さん、ありがとうございました。素敵な講演会&忘年会をすごさせていただきました。
ラベル:天竜TSドライ
posted by 川島勝久 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月29日

山の見学会2014秋

朝夕が急に冷え込み、おでんが恋しくなる頃となりました。
さて、この秋も山の見学会のご案内です。
愛知県新城市の杉生さんの山の見学会

毎年開催させていただいております。「山の見学会」が近づいてまいりました。
私達が使っている木材がどのように作られているかを、木のプロがご案内いたします。
杉生で材料のストックや加工工程をみていただき、製材工場では丸太が建築部材になる様子を見学していただきます。そして、東栄町地内で立木の伐採の様子を間近でご覧いただきます。
国産材・自然素材を使った家づくりをお考えの方・少しでも興味をお持ちの方にも木のことを深くしっていただけるこの機会に、ぜひご参加いただけたらと思います。
たくさんの木や山に会いに、ぜひ新城へ遊びにいらしてください。

集合時間 2014年11月1日(土)午前9時30分より(9:15集合、受付)
集合場所 株式会社 杉生 新城市矢部字土取10-2
参加費(昼食を含みます) 大人 1000円(中学生以上)
             子供 500円(小学生以下・お弁当の必要な方)

当日は山に入りますので、動きやすい服装、歩きやすい靴でお越し下さい。
また、天候等により寒い時もありますので、防寒着などご用意ください。

申込先  株式会社 杉生 担当 中村
電話番号 0536-24-1530 FAX 0536-24-1531 
メール mail@sugishou.com
HPアドレス;http://www.sugishou.com/

すぐに家を建てる方以外にも、山の仕事を見学していただき、住まい作りの勉強をしていただけたら良いのではと思います。

杉生さんに直接連絡していただいても良いですし、私の方にメールいただいても構いません。
posted by 川島勝久 at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月02日

板倉構法(落し込み板壁)の講習会へ

先週の土曜日にNPO木の建築フォーラム主催の板倉構法(落し込み板壁)の講習会の為、東京まで行ってきました。

板倉構法の講習と木が持つ防火性能の講習です。

板倉構法とは柱と柱の間に3センチほどの厚板を落し込み土台と梁までを板の壁とする構法です。

板で壁を作るのは古くは正倉院の校倉造りはみなさんよくご存知かと思いますが、穀物などを保存する倉として、堅牢で温湿度を一定に保つことのできる構法として工夫されてきました。
 倉というと土蔵が一般的ですが、土蔵は都市部においての防火構造として発達したものだそうで、戦国時代でも西日本の農家においても普及したそうです。ただ東日本の山間部においては森林資源に恵まれ、防火の必要性も高くないことで、古来より板倉が各地に見られているそうです。

今日、国内における森林資源として戦後拡大された人工林の杉材を活用し循環的利用を図り、また荒れた森林を保全していくためにも、国産材や杉の厚板を大量に使用することが必要になってきているのではと思います。

そして、現在、大量に構造用合板によって、壁や床の耐震性能を確保しているのですが、杉厚板材を使用しながら耐震性能のある耐力壁になるのなら、それは合理的で、ノンケミカルであり、また板壁をそのまま仕上とすれば、経済的でもあると考えられます。

ただ、板壁ばかりだと山小屋のようでどうなんだろうと言う方もみえるそうなんですが、別に板壁の上に別の仕上を工夫しても良い訳ですが、結構板壁だけでもきれいです。いわゆるログハウスみたいでもなく、すっきりした印象を受けます。

この講習を受ける事で、板倉構法が使えるようになりました。

一度、シュミレーションしてみて、ローコストな板倉構法の住まいを研究してみます。

ご興味のある方はお声掛けください。一緒に板倉構法の住まいを作りましょう。
ラベル:板倉構法
posted by 川島勝久 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月11日

構造見学会に行ってきました。

先日、ワークショップ「き」組とあいちの木で家をつくる会で同じメンバーの建築家の青木設計さんの「豊橋緑ヶ丘の家」の構造見学会に参加してきました。

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この建物はあいちの木需要拡大協議会の地域型住宅ブランド化事業の今年度第1号です。そういえば、青木設計さんは昨年度も会で唯一の地域型住宅ブランド化事業の住まいを設計されていました。

設計は青木設計さん、施工は鳳峰建設さん、木材納入は杉生さんです。

構造材から端柄・下地材・造作材・板材・家具材・建具材に至るまで、杉、ヒノキ(地域材)を使用しています。
また、耐震等級3にグレードアップさせながら、木組みを生かした住空間となっています。
間取りと架構を整合させたシンプルなプランです。

杉・ヒノキの軸組は、住空間の仕上要素として気持ちの良い空間に貢献してくれます。

また、構造用合板にもこだわり、国産材を使用しています。床下地及び野地板には、国産材ヒノキ複合構造用合板24ミリを踏み天方式で化粧使いしています。これが、隠れ用で製作されているとは思えないほど、きれいな表情をしています。

2階が居間となっているんですが、とても気持ちの良い木の家になっています。

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至る所に詳細な図面があり、施工図に近い図面を青木設計さんから提示されています。「設計の職人」と言われる青木設計さんのこまやかなこだわりが感じられます。

また完成したら見学させていただきたいと思います。
posted by 川島勝久 at 20:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月04日

あいちの木で家をつくる会総会報告

6月11日にあいちの木で家をつくる会の総会が名古屋大学グリーンサロン東山会議室で行なわれました。

会長の古川先生の議事進行で1号議案から4号議案まで決議されました。
特に3号議案では平成26年度の事業計画案が提案され、具体的な取組として、愛知県のスパン表作成への協力、地域型住宅ブランド化事業のセミナー開催、二間半実物大たわみ実験及び組手加工格子壁実験の継続、杉厚板材の構造要素及び内外装への有効利用の検討があげられました。

総会終了後、記念講演会が行なわれました。
基調講演は「地域材の安定供給を板材利用より考える」として、前回のシンポジウムの総括が名古屋大学大学院環境学研究科准教授の古川忠稔先生が講師として講演が行なわれました。
その後「実験報告」として、環境学研究科博士前期課程の鍋島国彦氏と水野皓太氏より、ホルツ三河で出るラミナ材のC品(チップになってしまう材料)を使った組手加工した耐力壁の「組手加工格子壁実験報告」がなされました。

この組手加工格子壁は、伝統的な建物の耐力要素として考える事もできますが、今回は災害時の木質系仮設住宅における耐力壁として考えられ、地域材で捨てられるだけのC品を使用し、だれでも簡単に製作できることがポイントになっています。

盛りだくさんの議題と講演で大変有意義な一日となりました。
posted by 川島勝久 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする