2017年05月16日

プラネットジャパン

本日、プラネットジャパンの営業マンさんが訪ねてみえました。

プラネットジャパンとは、自然塗料のメーカーさんです。

 ドイツ・クライデツァイト社との共同開発でプラネットカラーやドイツ本漆喰のプラネットウォールなどを扱ってみえます。

 プラネットカラーは100%植物油と植物性ワックスを使用した浸透性の純自然塗料です。原材料はきちんと公開もしています。ドイツのエコマガジンでも安全性や環境に配慮した製造方法が評価されているそうです。
 現在は天然の松の油(バルサムテレピンオイル)を溶剤として使っていますが、今後は無溶剤が主流になっていき、こちらも先んじて取り組んでいるそうです。

 クライデツァイト社は青空市場で有機野菜を販売していたツィーゼマン氏が化学物質を含まない伝統的で安全な自然塗料の作り方の説明を始めていたのがきっかけで会社ができました。
 現在ではドイツ北部のザーレムという小さな村にあり、従業員は20数名以上になりましたが、最新式のミキサーとオイルを精製するポット以外は、今でも機械らしきものは見当たらず、毎年春になるとツバメが軒下に巣をつくり、工場裏手のカボチャ畑では使い残しの壁材などを堆肥として、秋にはパンプキンスープになって楽しんでいるそうです。

 クライデツァイト(KREIDEZEIT)とは、ドイツ語で白亜紀という意味だそうです。白亜は同社製品の中でも最も重要な原材料であり「大昔からの自然素材を用い、伝統的な方法でつくる」という意味が込められているそうです。

 ツィーズマン氏は「ラスコー洞窟に描かれている壁画から現代に至るまで塗料は常に私たちと共に歩み続けています。卵やビール、脱脂粉乳を使って塗料が作られていた歴史があるのに現代の人々が合成塗料しか知らないというのは驚くべきことです。」とも述べています。

 今までも何回かカタログをもらっていたんですが、今回始めてまじまじと詳しくこの会社の経歴を読んでみて、信念を貫くすばらしい会社だなと感心しました。

 私自身も、もう15年近く、シックハウスを勉強して、自然素材に関心があるわけですが、世の中ではもうすでに流行が去ったように、シックハウスの事はあまり言われなくなってきていますが、危険がなくなった訳ではないんですよね。

 人はどうしても話題性の高い事が優先されて、そこで学んだ事が話題が去ると一緒に忘れてしまいがちですが、私たち建築士は安心で安全な住まいを提案していくのに、そこは最低限基本としてこだわっていかなくては行けないんじゃないかと思っています。

 建築は学ぶべき事が多くて大変なんですが、今後も流行に流される事なく、ひとつづつ基本を守っていきたいと思っています。

プラネットジャパン
http://www.planetjapan.co.jp/index.html

 
posted by 川島勝久 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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