2017年04月27日

工事監理

安心な家づくりにかかせないのは工事監理です。

監理といっても工事業者さんの監督さんが行う管理ではなく、設計事務所が行う監理の事です。

ただ、設計事務所の監理といっても玉石混合です。

 インスペクションで第3者監理にお伺いする住宅の場合、多くはまだ工事監理者はしっかり現場を見ていません。又、デザイン系の建築家の場合も色々です。

 以前、インスペクションで新築の第3者監理に行った時、デザイン系の建築家さんの物件で現場でお会いしたんですが、皮のコートを着てかっこいいんですが、基本的な所がよく解ってみえなくて、ちょっとがっかりしました。

 別にデザイン系の建築家さんがダメという事ではないんですが、設計監理料をお施主様からいただいているのなら監理料分の知識と働きが必要ではと思うのです。

 できなければ分離して他社にお願いすればとも思います。
住宅系の設計では意匠以外の構造、設備は外注することも多いです。

 ただ、個人的には工事監理は設計者がした方が良いと思っています。なぜなら現場で起る技術的な問題は意匠、デザインにも影響するからです。お施主様と一緒に作ったイメージを実現する為には、技術的な裏付けが必要なのです。

話が長くなりますので、本日はとりあえずここまでとし、今後も工事監理の重要性は発信していきたいと思います。

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基礎配筋検査;スラブ筋ピッチ、補強筋、人通口下部梁、継ぎ手長さ、鉄筋のかぶりなどの確認

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アンカーボルト、ホールダウンの位置、材質と設置状況確認

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コンクリート打設と養生風景

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木材検査;樹種、寸法、含水率の確認をしています。

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桧の筋交いの欠損がないか確認して選別しています。





 
posted by 川島勝久 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 豊明の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月19日

亀山宿、関宿見学

3月初めに愛知建築士会の「木塾」のオプション講座で亀山宿、関宿の見学会に参加してきました。

当日は快晴で、暖かい気候で見学日和でした。

関は古代から交通の要衝で、古代三関のひとつ「鈴鹿関」がおかれていたところです。江戸時代には東海道53次の47番目の宿場町です。東西追分の間1.8km、25haで江戸から明治にかけた古い町屋が200軒あまりが残っています。
昭和59年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

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亀山藩家老加藤家の蔵 腰廻りの瓦のはめ込みがかっこいい
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限界耐力計算で改修された旧舘家
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関宿の旅籠会津屋 元は山田屋と言い、小万が育った事で有名。
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街並に調和した一般住宅の門 昔からの建物と間違えるくらいです。
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高札場跡 復元するといい感じです。
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関宿の庵看板。京都側が漢字で江戸側がひらがな。旅人が間違えない工夫です。
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「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」の旅籠玉屋
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スライド式の板戸
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こんな風に板戸が降りてきます。発想が自由です。
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江戸末期には脇本陣も努めた旅籠鶴屋。千鳥破風が格式を示している。
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店の商品を並べたり、座ることのできる「ばったり」です。

写真を見て気がつかれた方もみえると思いますが、建物の上空がすっきりしています。電線が見えません。地下埋設では無く、見えないように工夫されているとのことです。

みなさんも江戸時代の宿場の世界にタイムスリップしてみませんか。
posted by 川島勝久 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ヘリテージマネージャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

山の見学会参加

少し前ですが、新城の杉生さんの山の見学会に参加してきました。

久しぶりの山の見学会ですが、何回来ても学ぶ点が多いです。

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まずは杉生さんの工場から見学です。
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今ではめずらしくなった木製の建具も製作しています。
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家具も作っています。これは学校の机だそうです。なつかしい木の机です。
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バイオの乾燥機です。本当は天然乾燥が理想ですが、無理な時は自然に配慮した乾燥機を使用します。
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かっこいいきこりさん達です。
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伐採開始
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倒れる瞬間です。すごい音と木がこすれあう臭いやほこりがあります。
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みずみずしい切り株です。今まで生きていたんです。この命を大切にしなければと思う瞬間です。

 最近ハウスメーカーや流行の家を見る機会が多くなってきましたが、どれも同じような家が多いです。理由は全て印刷された建材や集成材だからなんだなと感じています。

 フローリング、壁紙、建具、枠材、外壁など全て印刷物です。キッチンの扉や家具もそうですね。構造材は集成材です。しかもホワイトウッドとかレッドウッドとかいう訳のわからない材料です。

 近くの山の木に囲まれる事って森林に入って自然を感じ、しかも親しみを覚えるやさしい感じがします。

 山の見学会は春先と秋に行っていますので、家づくりの参考に参加されたら何かを感じていただけるのではと思いました。
posted by 川島勝久 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする