2015年03月09日

城東の家リフォーム

城東の家のリフォームがもうすぐ完成です。

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6帖の居間と6帖の和室と廊下を取り込んで一室にしました。そのために階段の位置も変更し、耐震補強工事も行いました。また、南北に長いお宅なので、直接の採光が出来ず、寒い部屋になるので、せめて床板は暖かみのある杉板フローリングを提案しました。

 また、寒い廊下に出てからトイレに行くのではなく、居間、DKから直接入るように間取りの変更もしました。

 お風呂も寒いタイル張りだったので、ユニットバスと考えましたが、予算が合わなかったので、洋室用のパネルとフクビの浴室用の床シート「あんから」にしました。タイルのように冷やっとしない、足裏の熱が奪われにくい素材です。

 今回のリフォームも予算との闘いです。リフォームの場合は工事費以外に内部の不具合の為に最低限でも工事費の1割は余力を持っていただくてはいけないので、厳しい工事費となります。

 リフォームをするコンセプトを明確にし、優先順位を決め、しかも耐震や省エネなどの性能をあげながら設計していくのです。

 ということで、明日は予算から削除した杉板フローリングへの自然素材のワックス掛け(プラネットカラーの床用ワックスです)をお施主様と一緒に塗る事になっています。

床のワックス掛けは結構、足腰にきついのですが、日頃の運動不足解消には丁度いいかと思って、がんばります。
posted by 川島勝久 at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 戸建リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

ヤマベの木構造

昨日は、愛知建築士会の山辺豊彦「ヤマベの木構造」講習会に参加しました。

「ヤマベの木構造」の改訂版が出て、それを教科書に山辺先生の講義が行われました。

 内容は基礎の設計、軸組の役割と種類、梁の断面設計、耐力壁の種類と特徴、配置計画、引抜き力に対する接合部の設計、水平構面の役割、スパン表を用いた設計など、

木構造の全てを午後2時から午後8時までの短時間で詰め込まれました。

 以前より改訂前の「ヤマベの木構造」で学んだりしていたので、多少無理なく学ぶ事はできたのですが、やはり、きついです。山辺先生も怒濤の講義でお疲れだったのではと思います。

以前学んだからと言っても、決して無駄ではなく、何回も学ぶ事で、確認できる事や、新たな発見はありました。

 木造住宅では4号特例がありますので、特に構造計算を確認申請時に提出しなくても良いのですが、それをいいことに設計者の中には、基準ぎりぎりの最低限の壁量計算ですませ、梁伏せや梁断面はプレカット工場まかせの設計者もいるようです。

 建物の外観デザインを決めるのに、高さを抑えた方がきれいなデザインとなりますが、そこには内部デザインと構造とのせめぎ合いがあります。梁の掛け方などの構造計画や梁断面が設計できなければ、デザインは完成できないと思うのですが、プレカットまかせの設計者さん達はどうしているのでしょうか。少し不思議です。

 また、地震が来たら大破しても仕方なしとするのか、中破、小破程度とするのかなどの構造性能の検討も必要ですし、施主への説明も必要になります。自ら、構造設計に携わらなければ分からないと思うのです。

 基礎の設計でも、私はホームズ君というソフトを使って設計しているのですが、計算の根拠が不明確な基礎も散見されます。

 梁や柱の加工でも現在はプレカット工場での加工が多いのですが、プレカットの特徴を理解しないといけないと思います。特に床梁を受ける梁は床梁よりワンランク大きくした方がより丈夫になります。

 そういう構造に対するまじめな設計や、ちょっとした工夫や気配りで性能がアップしていくことが、丈夫できれいで気持ちの良い住まいができるのではと思います。

 およそ昼から6時間近くの詰め込み講習でしたが、木構造は奥が深く、さらに学んでいかなくてはと思いました。
ラベル:木構造
posted by 川島勝久 at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

カワイイ家

本日は、「桜ヶ丘の家」の現場定例に行ってきました。

南側の擁壁も完成し、埋め戻しされていました。監督さんは埋め戻しただけでは締まらないので、水を今日も打っておきます。と言っていました。

今日は設備工事で雨水や汚水の枡や排水管の設置工事です。また、カーテン屋さんが窓の寸法も取りにみえました。

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木製建具は既製品ではなく、製作していただきました。壁の白いのに合わせて、オスモのウッドワックスオパークのホワイトを塗っていただきました。少し木目が浮かんでいい感じです。

今週中には器具付けも完了して完成予定です。週末にはお施主様の検査を行います。

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先日、知り合いの女性建築家の方から、この「桜ヶ丘の家」の写真をみて「かわいい家ですね」と言われました。

私には、につかわない表現なので、気がつかなかったんですが、そういえばそうかと納得しました。

「かわいい家」ですが、性能は、健康に配慮したこだわりがあり、長期優良住宅で耐震性も省エネ性、耐久性もハードです。

あと少しで完成です。待ち遠しいですね。

posted by 川島勝久 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 南欧風の家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする